今日は、ちょっと変わった博物館、目黒にある「寄生虫博物館」についてお話ししたいと思います。
この博物館は、世界でも珍しい寄生虫に特化した博物館です。
とても興味深く、時にはゾッとするような展示が盛りだくさんあって楽しめます。
寄生虫博物館は、1953年に設立された民間の博物館です。
創設者の亀谷了博士は、寄生虫研究に生涯を捧げ、その研究成果を広く一般に公開するためにこの博物館を開設しました。
現在も無料で公開されており、年々多くの来館者を魅了しています。
館内は2つのフロアに分かれており、1階では寄生虫の基礎知識を学ぶことができます。
ここでは、寄生虫の生態や生活環、宿主との関係について詳しく解説されています。
展示ケースには、寄生虫の標本や、彼らが宿主に与える影響を示すサンプルが並んでいます。
特に、人体模型に寄生虫がどのように寄生するかを示した展示は、一見の価値ありです。
2階に上がると、さらに具体的な寄生虫の標本が展示されています。
ここには、魚や哺乳類に寄生する寄生虫の他、昆虫や植物に寄生するものもあります。
中でも目を引くのは、8.8メートルにも及ぶサナダムシの標本。
実物を見ると、その長さに圧倒されます。
また、感染症の歴史や、寄生虫が人類に及ぼした影響についての展示も充実しています。
寄生虫がどのようにして人類の歴史に関与してきたのか、興味深いエピソードがたくさん紹介されています。
寄生虫博物館の魅力は、そのユニークなテーマだけでなく、学術的な深さとエンターテインメント性のバランスにあると思います。
訪れる前は少し怖いとか気持ち悪いとか・・・ネガティブな発想を持つ人も多そうですが、実際にはたくさんの学びと驚きを得ることができる場所です。
その生態や役割を知ることで、彼らの世界の奥深さに触れることができます。
特に、お子さんの興味を引き出すには最適な場所かもしれません。
今年の夏休みには、お子さんを連れて訪ねてみてはいかがでしょうか?
ちなみに…この博物館は、あのビル・ゲイツ氏も訪れ、寄生虫グッズをお土産にされたことでも知られています。
私も博物館のショップでサナダムシがプリントされたTシャツを買いました。
これです↓。自分では着ませんが‥…(笑)。
今度息子が帰省した時に渡そうと思います(きっと嫌がられるだろうけど😂)。
でも、こういったちょっとしたユーモアのあるお土産がゲットできるのも、寄生虫博物館の楽しみの一つですね。
ぜひ一度訪れてみてください!
この本👇、寄生中についてとっても分かりやすく書かれています。面白いですよ^^。
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こちらは、オレンジと黄色の花が混色になった美しいランタナです。
都会の暑さに負けず、元気いっぱい花を咲かせていました。
花数も多く見事ですよね。
長い期間、鮮やかな花が楽しめます。
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