日本百低山、宇都宮の「古賀志山」に登ってきました。
「宇都宮森林公園の駐車場」に車を駐めます。
ここは、トイレも完備されており、登山前の準備がしやすくて安心です。
赤川ダムの脇を通り、緑豊かな自然の中へと徐々に足を踏み入れていきます。
この場所は、地元の人々がトレイルランやウォーキング、犬の散歩を楽しんでいる姿をよく見かけます。
みんなの憩いの場なのです。
さぁ、登山口に到着しました。
ムッちゃんと一緒に今回は北ルートを歩きます。
『この先落石』の看板を見て、一瞬立ち止まってしまいました。
でもまあ、気にせずにここから入っていきます。
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途中、岩がゴロゴロしている場所もありますが、鎖や大きな岩場はなく、犬連れでも安心して歩けるコースです。
ムッちゃんの大好きな水場もあります。
レトリバーですが、颯爽としたカッコ良さはゼロです。
残暑厳しい日だったこともあり、湧水でお腹を冷やしている姿は、まるで温泉にでもつかっているかのようでした。
寄り道しながらも頂上に到達。
しかし、曇り空のため、頂上からの景色はぼんやりと霞んでいました。
それでも山の頂に立った達成感はやはり格別です。
頂上でゆっくり休憩していると、遠くのほうでゴロゴロと雷が鳴り始めた為、南ルートの階段を使い下山を急ぎました。
ところが、途中で突然の大雨☔
この道路添いを素直に進めば足元も悪くないし、駐車場にもつながるのです。
でも、何を血迷ったか夫は『樹林帯の中を抜けて行くぞ!』と言って譲りませんでした。
その方が雨に濡れないというのです。
どこを通っても大して変わらないだろうと思う私。
せっかく林道に出たのにまたここから山道に入っていきました。
しかも、この山道の分岐点の標識でも揉めたんです。
右が出発点の赤川ダム方面だと示してくれています。
それなのに、夫は標識の左端のマジック文字を見て、こっちが近道だと言い、左に歩き始めました。
私は内心、『え、こんな落書き信じるの!?』と思いつつ、ついていくしかありませんでした。
雨の中、やっぱり山で一人は心細いです。
雨に打たれながら進む山道は、しんと静まり返り、寂しさが広がります。
夫の姿は見えなくなり、一人きりの世界に閉じ込められたような気がして、なんか怖くなりました。
引き返そうかと思いながら歩いていると、やがて木々が途切れ、目の前に再び林道が…😉
そこで出迎えてくれたのは、秋の訪れを知らせるシュウカイドウの花々です。
しっとりとした雨の中でやさしく咲く淡いピンクの花に癒されました。
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ブツブツ言いながらも夫についてきて良かったです。
ほどなくして出発地点の赤川ダムにも出ました。
さっきまでの雨がピタリとやんだのが不思議です。
湖沿いを歩いていると、水面に映る雲に包まれた逆さ古賀志山が現れました。
幻想的で美しい光景に感動し、思わずスマホのシャッターを切りました。
こちらがその時の写真です。
古賀志山は、多彩な登山コースが揃い、初心者から経験者まで楽しめる山です。
自分の体力や気分に合わせてバリエーション豊かなコースを選ぶことができ、四季折々の美しい風景と共に、心地よい体験ができます。
今度は晴れた日に訪れて、澄み切った頂上からの景色を存分に楽しみたいと思います。
ありがとう💖。