花ワン diary

紫陽花『マジカルチョコレート』

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友達いらない!誰とも関わらないなんてもったいない。『また、同じ夢を見ていた』

この本は、賢いだけで誰とも関わらずに生きて

きた人、幸せのかたちを忘れてしまった人、

友達がいない人、友達なんていらないという人

に読んでほしい。


 

 

自分を特別に思うのは大事なことだけど

それを勘違いしてしまっていた少女は、

周りの人達を全員馬鹿だと思い込んでいた。

本当はそうじゃないのに・・・。

その子は、賢いことで特別だったものだから

賢くなることだけが、特別になるたった一つの

手段だと思っていた。

そうすれば立派な人間になれると思っていた。

いつか幸せになれると信じていた。

その子は立派な子供・・だったのかもしれない。

だけどみんなを馬鹿にしてる子が人に好かれる訳がない。

その子はどんどん周りの人達に嫌われだした。

そこでいけなかったのは・・・

その子はちょうどいいと思ってしまったのだ。

なぜなら・・その子も周りの馬鹿な子達が嫌いだったから・・・。

いや・・・本当は嫌いだったんじゃない。

考えることができなかっただけなのだ・・・誰のことも。

自分を理解してくれようとする人もいたかもしれない・・・

でも、そんな人がいるということも考えられなかった。

 

そしてそのまま大人になってその子はものすご

く賢くなった。だけどそれだけだった。

ある時、自分の周りには何もないことに気がつ

いた。立派な大人になったはずなのにほめてく

れる人もいなかった。

自分の世界だけで生きてきたってことにようや

く気がついたのだった。

 

誰かのことを真剣に考えたり

誰かを喜ばせたいと思ったり

誰かと一緒にいたいと思ったり

嫌なことも苦しいことも・・・みんなみんなもあきらめてしまった。

あきらめていること自体にも気が付いていない・・・

そんな人がいたらそっと渡したい本。

 

人と関わることでこんなにも素敵な出会いがあ

るんだな。誰かのことを真剣に考えるとこんな

にも心が満たされるんだな。

誰かを好きになることをあきらめなければ

必ず幸せな人生になるんだっていうことを教え

てもらえます💕

 

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