切込湖・刈込湖に行ってきました。
通常は、湯元から入るのが一般的かもしれません。
ですが、今日は時間の関係で山王峠経由のルートにしました。
朝9時、清々しい空気を吸い込みながら「湯元光徳線歩道」に入り、まずは涸沼を目指します。
ちょっと狭い木道を歩きます。
このルートは下りが続き、帰り道に少し苦労することを覚悟しなければなりません😅。
案内板には涸沼まで30分と書かれていますが、私達は15分ほどで到着。
良い天気に恵まれ絶景を堪能できました٩(*^∀^*)۶。
どこまでも続く青い空。
まるで絵画のような景色が広がっていました。
奥に見えるのは、標高2020mの於呂倶羅山(おろぐらやま)です。
こっちは山王帽子山だったかな?
この季節、涸沼(かれぬま)では美しい植物たちが顔を出します。
ノアザミの写真を撮ろうとしたら、蝶が遊びに来てくれました。
ノアザミは天ぷらにすると美味しいですよ^^。
ちょうど埼玉から林間学校で来ていた小学生に出会いました。
今もこういう教育活動をやっている学校があるんですね。
なんだかとても嬉しくなりました。
こうした自然の中での体験が、子供達の感性を育んでくれることを願っています。
涸沼から切込湖・刈込湖までは2.2kmの距離です。
ここからさらに頑張ってアップダウンの道を歩きます。
これ、何だかわかりますか?
『クマ剝ぎ』の跡です。
クマが外皮の下の甘皮を舐めるために剥ぐといわれています。
ハイカーたちが普通に歩くルートに立つ木なのでちょっと怖いですよね。
「熊鈴」はあったほうがいいと思います。
音が出るラジオなども代替になります。
この辺りは、元々、ツキノワグマの生息地です。
人間は後からこの場所に入ってきたのですから、彼らに敬意を払うのは大切なことだと思います。
鈴は、熊を脅かさないための配慮になります。
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木々の向こうに切込湖が見えてきました。
エメラルドグリーンのしっとりとした美しさと神秘さを持つ湖です。
(実は、雨の日も素敵なんですよ☔)。
切込湖と刈込湖は、かろうじて連結しています(笑)。
ここが連結部分です。
水位が多い時にはしっかりつながります。
そして、ようやく刈込湖に到着です。
湖面に映る木々の緑と澄んだ空気が一層美しさを引き立てます。
今回は、ここでお昼を食べてゆっくり過ごしました。
この日の刈込湖は私達だけでひっそりと静かでした。
ムッちゃんは元気に駆け回り、楽しそうでした。
ハイキングルートに入ったのが9時で、出たのが14時ちょっと前です。
早すぎず遅すぎない時間帯で十分楽しめるコースです。
このようなトレッキングポールがあると楽だと思います。
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ここは、日光の秘境だと私は思っています。
本当に雰囲気が良くて素敵なところです。
6月頃からトンボがたくさん飛び交います。
時折吹く風がとても気持ち良く、鳥たちも虫たちもみんなみんな元気で良かったです。
自然の恵みを感じる一日でした。
ありがとう🩷🩷🩷
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