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『産業遺産と環境のまち足尾』銅親水公園と砂防ダムまでのドライブ

栃木県日光市足尾町の銅(あかがね)親水公園と砂防ダムまでドライブしてきました。

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何かこの場所のひっそりとした雰囲気が好きなんです。

今では人の姿もあまり見かけず、どこかさびれた印象さえあります。

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でも、それが逆に心地良いんです。

足尾のまちを歩くと、かつて銅山として栄えた頃の面影がいたるところに見られます。

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精錬所や大煙突の跡が今も残り、特に煙突は高さ60メートル、直径6メートルと、製錬所のシンボルでした。

まち全体が日本の近代産業発祥の頃を物語る博物館のようです。

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銅親水公園は足尾砂防ダムの下に作られた公園です。
“荒廃した山々に緑と潤いを取り戻そう”と国・県・町の共同事業により、平成8年に完成しました。

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園内にかかる橋は足尾の象徴ともいえる「銅(あかがね)橋」です。

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足尾銅山のシンボルである粗銅板をモチーフにしており、高欄にはニホンカモシカやシラカンバがレリーフとして施されています。


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桜の木もたくさん植えられていて、春には見事な桜の景色が楽しめますので、ぜひ春に訪れてみてください。

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また、ここに来たら誰もが感動する砂防ダムも必見です。

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総工費4億4百万円をかけて昭和29年に完成したこのダムは、7段に分かれて流れ落ちる水の姿がとても壮大で美しいと評判です。

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ドライブ中にはたくさんの猿が現れたり、目の前をシカが三段跳びで去って行ったりと、動物たちが生き生きと自由に生活している様子が感じられ、嬉しくなりました。

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煙害によって失われたここの自然が、長い年月をかけて少しずつ戻ってきていることには、感慨深いものがあります。

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そんな足尾の自然と歴史が見事に融合した場所に立ちながら、この地の未来を見守っていきたいと感じました。

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そして、次回は遠くにそびえる一番高い山、中倉山の頂に立ち、そこから足尾の広がりを一望したいです。

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この壮大な景色が、足尾の自然の発展と未来の希望を映し出すものであり続けますように。


 

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