スタート地点は銅(あかがね)親水公園の駐車場から。

遠くに見える一番高い山を目指して出発です。
ちなみに、駐車場に到着したのは8時20分頃でしたが、すでに満車でした。


まずは登山口まで、舗装された道をのんびり歩きます。
徐々に足元は不整地へと変わり山の中へと進んで行きます。

登山口までの道には、看板や案内表示が一切ありません。


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約50分ほど歩いた頃、ようやく登山口に到着。
「ここからが本番だ!」と気合を入れて進み始めました。

でも、山道は噂通りの急登。
それに加えて蒸し暑さが体に重くのしかかり、早々に心が折れそうになってしまいました。

そんな時、夫とムッちゃんが軽快な足取りで先を歩きながら、「頑張って!」と声をかけてくれるのですが、正直その余裕が少し悔しく感じたりして…(笑)。

それでも、一歩一歩進んでいくうちに、なんだかその声が力になってきた気がします。
そしてついに、稜線にたどり着いた瞬間!目の前に広がる景色に、思わず息をのみました。
遠くまで見渡せるその風景は、まさに「絶景」。

これまでの登りの疲れが一気に吹き飛びました。

中倉山からの眺めは本当に素晴らしく、この高さでこんな景色に出会えるなんて、特別な場所だなと思いました。
人気の理由が分ったような気がします。

ちなみに、「日本のグランドキャニオン」とも言われているそうですが、実際のグランドキャニオンを訪れたことがあるので…それぞれに違った魅力があって、比べられないなと感じます(笑)。


↑これは反対側の写真です。

皮肉にも、この壮大な景色がかつての足尾銅山の歴史と深く関わっていると知ると少し複雑な気持ちになりますね。


頂上で写真を撮り、次に目指したのは『孤高のブナ』。
ずっと会いたいと思っていた、稜線にひっそりと佇む1本だけのブナの木です。

出会った瞬間、なぜかとても懐かしく感じました。
静かにそこに立ち続ける姿に、優しさや温もりを感じたんです。

さらにもうひと頑張りして、その先の『波平ピーク』へ。

こんな岩場を越えて行きます。

本当は沢入山まで行く予定でしたが、雲行きが怪しくなってきたので、次回にお預けです。

本当に中倉山は美しい稜線と素晴らしい景色が広がる、特別な山でした。

疲れもありましたが、それ以上に心に深く残る風景や出会いがあって、一つひとつの瞬間が大切な思い出として胸に刻まれました。

ありがとう、中倉山。
また、きっと訪れます。