花ワン diary

ネメシア『フラミンゴ』

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後悔、時間の中で芽生えた愛 〜ペットロスと再びの出会い〜

20代の頃、マイホームを建てたのとほぼ同時期にまだ4カ月の子犬を迎えた。

この決断をする時、私は夫の願いを叶えてあげたくて賛成した。

自分の家で犬を飼うのが子供の頃からの夫の夢だったからだ。

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しかし、実際に始まってみるとこれは間違いだったと気が付いた。

当時、私達の子供はまだ小さくてとても手がかかった。

夫も、仕事の成長に伴う責任や忙しさがあり、ゆとりがなかった。

ご飯をあげて散歩に行くだけで精一杯の毎日だった。

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それでも夫は夫なりのやり方で愛情を注ぐ努力はしていた。

休みの日にはゴーちゃんを連れて山や川によく遊びに行った。

しかし、本当に大切なことを私達は見落としてしまったのだ。

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遊ぶことや外で楽しいひとときを過ごすことには努力をしたが、ゴーちゃんとの絆を育むために必要な、穏やかな時間や日常の中での思いやりは不足していた。

 

そのことが本当に心残りでならない。

言葉には出さないけれど、恐らく夫も後悔していると思う。

 

ゴーちゃんと過ごした13年間の中で、私たちは重要なことを学んだ。

それは、犬を家族に迎える際には適切なタイミングがあるということ。

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時間と愛情を十分に注ぐことができて、初めて犬との絆が深まり、成長していくものなのだ。

当時の私達は、そういうことについて何も知らなかった😢。

 

ゴーちゃんが亡くなった後、夫はひどく悲しんだ。それは過去の自分と向き合い、ゴーちゃんへの思いと自身の感情との葛藤に向き合う時間でもあったのではないかと思う。

 

そんな姿をみていた私は、再びラブラドールレトリバーを迎い入れることを提案した。

そして家族になったのがムッちゃんである。

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ムッちゃんは、私達に新たな希望と癒しをもたらしてくれた。

この子との日々を大切にし、家族の絆を深める努力を惜しまないことを私は決意した。

夫はどうだったかというと・・・。

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普段のケアはもちろん、遊びや散歩、お腹を撫でてやる時間、昼寝の時もいつも一緒だ。

本当に愛情を持ってよく面倒をみているし、可愛がっている。

ムッちゃんへの深い愛情を注ぐことで過去の後悔と向き合っているのかもしれない。

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子犬を迎え入れるということは、新たな家族が増えるということだ。

その存在は生活に大きな影響を与える。

もし、犬を飼いたいと考えているなら、このことをじっくりと家族で話し合ってほしいと思う。

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愛犬に十分な時間を割けるか・・・・その覚悟があるか・・・日々の忙しさに負けずに愛犬との絆を深めていけるのか・・・よく考えてみてほしい。

なぜなら、犬は愛情を求める生きものだから。

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歳月が経ち子供たちも独立し、今はさらにゆっくりとムっちゃんと向き合う時間がある。

その存在が私達の生活に多くの喜びをもたらしてくれている。

 

これからも愛情を注ぎ、永遠の絆を紡いでいくことを改めてここに誓いたい❤️

 


 

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