7月1日と6日の二週連続で、日光霧降高原キスゲ平園地に行ってきました。
この場所は何度も訪れたくなるほど素敵な場所なのです(^^♪
標高1,300m~1,600mにかけて広がるこの高原は、ニッコウキスゲが見頃を迎えており、美しい景色が広がっていました。
霧降高原は、赤薙山(あかなぎさん)の中腹に位置し、広大な自然が広がる絶景スポットです。
高原を覆う草原には、ニッコウキスゲが鮮やかな黄色の花を咲かせ、一面が黄金色に輝いています。
園地内には見る物を圧倒させる、はるか空へと続く一直線の長~い階段「天空回廊」があります。
頂上まで行くには1445段の階段を登らなければなりません。
この階段、700段目までは比較的なだらかなんですよ。
こんな感じなので途中までは余裕です。
しかし、700段・・・これを超えてからが大変です。
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ひたすらこのような階段が続くので、精神力が試される場所となっています(笑)。
途中でしゃがみ込んでしまう人もいて、登り切るのがどれだけ大変かが実感できます。
階段は非常に急で、息が切れるほどの傾斜があります。
休憩を取りながらでないと進めない人も多く、精神的にも体力的にもかなりの挑戦になります。
それでもみなさん頂上の景色を見たくて頑張るのです。
行きかう人々は、ムッちゃんに「頑張れ!頑張れ!」と声をかけてくれるのですが、ムッちゃんは軽々と登っていました。
むしろ応援が欲しかったのは私のほうだったかもしれません。
それでもなんとか頂上までたどり着き、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んで帰ってきました。
私の場合、階段を登るのは以外と平気でしたが、降りるときにヒビの入った肋骨に衝撃が伝わり大変でした😢。
1445段でひとまずゴールです。
この先の回転扉を越えると、本格的な登山コースが始まります。
なので、軽装では厳しいです。
きちんとした装備をして出かけてください。
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私たちは、天候が怪しくなってきたため急いでUターンしました。
山の天気は変わりやすく、この後、霧がかかり幻想的な雰囲気も楽しめましたが、雨が降ったりやんだりしていました。
キスゲ平園地内では珍しい植物を見ることができます。
この植物は下向きに垂れ下がる花が特徴の『オオナルコユリ』です。
鳴子に見立てたことが和名の由来とされています。
上から見ただけではわかりにくいですが、裏返してみると多数の花がぶら下がっていて、とても面白い植物なのです。
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この他にも『クルマユリ』
『アカショウマ』
『ヨツバヒヨドリ』
などが見頃を迎えていました。
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霧降高原の魅力は植物だけではありません。
高原からの眺望は息をのむほど美しく、特に晴れた日には遠くの山々まで見渡すことができます。
季節ごとに変わる自然の美しさも見逃せません。
春には新緑、初夏にはニッコウキスゲ、秋には紅葉、冬には雪景色と、一年を通じて訪れる価値があります。
最近は、初日の出の名所となっていますが、マナーの悪い若者が増え残念です。
タバコのポイ捨てや侵入禁止区域に立ち入り、植物を踏みつけたりなどあるようで悲しくなります。
土日は、頂上に続く階段が大行列になり、駐車場も激混みです。
高原ハウス脇の駐車場は台数が少なく、第一駐車場も9時頃には満車となります。
そのため、第二駐車場に停めて登り坂を歩くか、キスゲ平を通り越した先にある六方沢駐車場に停めて歩くことになります。
しかし、これらの駐車場も10時頃には満車となり行列ができますので土日はできれば避けたほうがいいと思います。
一方で、平日は駐車場も混雑せず、ゆっくりと楽しむことができます。
私は、土曜日に出勤することがあり、その場合月曜日が休みになります。
そのおかげで平日にゆったりと美しい景色を堪能できるのです😄。
もし、どうしても週末にしか時間がとれない方は、15時頃に到着するように予定を立ててみてください。
この時間帯だと平日並みに空いており、ゆっくり休みながら頂上まで行っても暗くなる前に十分戻れます。
ただ、遠方から来る方には難しいかもしれませんので、その場合は早朝の訪問を検討してみてくださいね👋。
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