栃木県南部にある大平山神社を23日に訪れました。
目的は、「あじさいまつり」です。
今年は、6月14日から開催されており、山頂までの参道「あじさい坂」には約2500株のアジサイが咲き誇り、例年多くの観光客でにぎわいます。
せっかく雨の日を選んだはずなのに、けっこう観光客で混雑していました。
雨なら空いているだろうと目論んでいたのは甘かったようです。
それでも、雨に濡れた紫陽花はしっとりと色鮮やかで、とても美しい光景でした。
車は無料の「大曲り市営駐車場」に停めました。
ここはいつも空いているのでお勧めです。
この駐車場に隣接の道路を左に向かって300メートル位歩くと朱色の隨神門が見えてきます。
あじさい坂の入り口は、隨神門の反対側です。
つまり、大曲り駐車場からスタートした場合は、あじさい坂を上から下に向かって降りながら花を愛でるようになるんです。
へそ曲がりな私らしいルートです😅。
この坂をしばらく降りていくと、あじさい坂につながります。
あじさい坂に入ると石段の雰囲気が変わります。
帰る時には、下から上に階段を登り、ようやく一般的な観光客の歩み方となります。
本来は、この看板からスタートして上に向かっていくのです。
坂の途中には「六角堂」や「弁財天」など…寄り道したくなるスポットがあります。
帰り道、光に濡れた植物たちがキラキラと輝き、まるで光を放っているようでした。
隨神門が見えてきたらゴールは目の前です。
無事にあじさい坂を往復した後は、一旦駐車場に戻り車で謙信平に移動しました(歩いても行けます)。
ここから眺める関東平野は、雨だったけど幻想的で素敵でした。
紅葉の時期は、最高に美しい場所なのです。
謙信平の名の由来は、上杉謙信が太平山に登り、兵馬の訓練を行い太平山上から南の関東平野を見渡し、あまりの広さに目を見張ったという事からきているそうです。
謙信平も紫陽花が綺麗でした。
ここには、いくつか茶屋があります。
私は、名物のお団子と厚焼き玉子をお土産に買いました。
あんこは、粒とこしを半分ずつにしてもらいました。
粒あんのぷりぷりとした食感と、こしあんの滑らかな舌触り、どちらも味わえて最高です。
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写真の厚焼き玉子は、二人前です。
出汁がきいていてほんのり甘みもあってとても美味しかったです。
今回は、傘をさしながらの紫陽花鑑賞でしたが、風情があってなかなか良いもので大満足でした。
ただ、あじさい坂には観光客が無責任に餌を与えたせいで人慣れしたイノシシが突如現れることがあるようです。
人が蒔いた種でイノシシが恐れられ、追われることになってしまいました。
捕獲罠をしかけたり、猟友会と連携を図って対処するとか・・・そんなニュースを耳にしました。
なんか複雑な心境になりますね😢。
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