さっき95歳になるおばあちゃんの家を訪れたら、ちょうど宅急便が届いていました。
その送り主はなんと、おばあちゃんの息子さんでした。
おばあちゃんは一人暮らしを頑張っていますが、要介護2の状態です。
息子さんは毎週2回、30分かかる距離を車で通って、燃えるゴミの日の朝に立ち寄ってくれています。
もう7年目です。本当に大変なご苦労だと思います。
私がヘルパーの活用を提案すると、息子さんは驚くほど素晴らしい返事をされました。
「頑張れるうちは僕がやります。母とコミュニケーションを取ったり、生活の様子を確認する良い機会だと思っているんです」と。
その言葉に心が温かくなりました。
そして、宅急便の中身はなんと、お花でした。
母の日だからということで、息子さんからのプレゼントです。
「いつもありがとう」の手書きのメッセージカードまで添えてありました。
チャーミングな可愛らしいまるでケーキのようなお花がおばあちゃんの部屋を彩りました。
一人暮らしでも、おばあちゃんは淋しいと感じたことがないといつもいうのです。
息子さんが毎週のように訪れ、時にはこうやってお花を贈ってくれる・・・。
おばあちゃんは、家族の愛を常に感じているのでしょうね。
家族の絆は心の中にあるものなんだなとつくづく思います。
おばあちゃんの笑顔が、今日の私の最大の癒しでした。
私も、家族の絆を大切にしていきたいと思います。
母の日を前に、こんな素晴らしい出来事に出会えたことに感謝したいです。
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