先日、グリーフケアの勉強会に参加しました。
その中で、「自分がまもなく亡くなると想定して大切な人に手紙を書く」というワークがありました。
講師の先生が「では、書き始めてください」と言った瞬間、私の中に悲しみの波が「うわーっ」と一気になだれ込んできました。
まだ何も書いていない。
誰に何を書こうかも考えていない。
なのに、涙が込み上げてきたのです。
その場には、実際に大切な人を亡くされた方が半数以上いらっしゃいました。
静かで、深くて、言葉にならない悲しみが確かにある空間。
ふと気づきました。
私は今、この場の悲しみに共鳴しにいっている、と。

私はHSPで、いわゆるエンパス気質だと思っています。
普段は周りから「大雑把」と言われることもあるのですが、他者の感情や場のエネルギーには無意識に同調してしまうことがあります。
自分の意思とは関係なく、その周波数にチャンネルを合わせてしまうのです。
「ああ、つながってしまったわ」そう気づいた瞬間、私は同調をゆるめました。
コンセントを抜くように。
拒絶するのではなく、必要以上につながらないという選択。
すると、さっきまで胸を満たしていた激しい波がすっと静まり、自分の中心に戻ることができました。
感受性が強いことは、誰かの痛みに寄り添える、大切な力です。
でも、無意識のまま深く共鳴し続けると、自分が消耗してしまうこともあります。
大切なのは、「今、私は共鳴している」と気づくこと。
気づければ、選べるのです。
深くつながることもできるし、いったん自分に戻ることもできる。
今回の体験は、その境界線の大切さを改めて教えてくれました。
そして同時に、以前よりもさらにエネルギーに敏感になっている自分にも気づきました。
感受性の強さは、ただの「繊細さ」ではありません。
自由に扱えるようになったとき、それは魂の奥で静かに輝き、誰かを照らす「深く秘められた力」になるはずです。
そんな風に自分を乗りこなすには、まだ試行錯誤の毎日ですが、このギフトを大切に抱えながら、これからも自分自身と丁寧に向き合っていこうと思います。
素晴らしい学びの時間をありがとうございました。
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