最近、一冊の本を読み終えました。
『量子力学的感謝日記』。
著者は、村松大輔さんです。
この本との出会いは、あるセミナーでの出来事でした。
受講生の方の悩みに寄り添いながら、講師の先生がそっと一冊の本を紹介されたのです。
「これはあなたに参考になるかもしれませんよ」そして、「もしビビビッときた人は、ぜひ読んでみてくださいね」と。
その言葉を聞いた瞬間、なぜか私のハートが本当にビビビッと反応しました。
理由はうまく説明できません。
でも、「あ、これだ」と、心が先に動いたのです。

帰宅してすぐに本を注文し、届いたその日に読み始めました。
この本は、量子力学の視点から、私たちの意識や思考が現実をつくっていくことを、難しい言葉を使わずにやさしく教えてくれる一冊でした。
文字も大きく、とても読みやすいのもありがたいところです。
量子力学と聞くと少し身構えてしまいそうですが、書かれている内容はとてもシンプルです。
どこに意識を向けるのかで、見える世界が変わっていくこと。
今、この瞬間にどんな感情を選ぶのか。
その小さな選択が、日々の体験を少しずつ変えていくということ。
読み終えた日から、私はこの本に書いてある通り、小さな習慣を続けています。
感謝していることを3つ。
そして、自分を褒めることを3つ書くだけ。
特別な出来事でなくていいので、続けやすいのです。
あたたかいお茶を飲めたこと。
空がきれいだったこと。
ワンコたちが今日も変わらず元気でいてくれたこと。
愛する家族と食卓を囲めたこと。
足りないものではなく、今あるものに目を向ける時間。
自分を責めるのではなく、そっと認めてあげる時間。
続けて三週間ほどになりますが、以前よりも、心に余白のようなものが生まれていると感じます。
大きな変化ではありません。
けれど、ハートの内側にやわらかな光が灯り続けているような感覚が、確かにあるのです。
そして、ふと思いました。
これはきっと、インナーチャイルドを癒すのにも、とてもやさしい習慣なのではないかと。
どこかでうずくまりながら、ずっとひとりで耐えてきた小さな存在に、
「もう大丈夫だよ」
「ちゃんと頑張ってるよ」
そうやって、毎日少しずつ声をかけてあげること。
誰かに承認されるのを待つのではなく、
自分で自分を見つけ、
自分で自分を抱きしめ、
そして自分で自分を認めていくこと。
それは静かだけれど、とても力強い癒しなのだと思います。
あの日、ビビビッときた自分を、少しだけ誇らしく思っています。
内側の自分を、やさしく抱きしめ直すために。
今日も私は、静かにペンをとります。
|
|