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『前秋のパジャマ』、母からの小さな奇跡

昨日、主治医の先生から、これまでの母の経過について改めてお話がありました。

家族の記録として、ここに残しておこうと思います。

母は12月29日、人工股関節置換術後の合併症による感染を起こし、急性胆嚢炎から敗血症ショックとなり、緊急手術を受けました。

炎症がとても強かったため、胆嚢は亜全摘出術となり、すべてをきれいに取りきることはできませんでした。

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手術後は1週間ほどICUで過ごし、その後、一般病棟へ移りました。

回復は本当に、ゆっくり、ゆっくりですが、少しずつ落ち着いてきているとのことでした。

お腹の中にたまっていた水も減ってきていますが、体の中にはまだ炎症の名残があり、熱はずっと続いています。

食事も止められており、声もかすれた小さな声しか出せません。

1月初めのCT検査でお腹に水がたまっていることが分かり、その日のうちにドレナージを行い、膿が200〜300ccほど排出されました。

今も体にはたくさんの管や点滴がつながれていますが、炎症の数値は少しずつ下がってきています。

胆汁の漏れについても、わずかなつながりはみられるものの、数値的にはほとんど問題なく、このまま自然に閉じていくのを期待して待ってみようとのことでした。

また、右の肺にはまだ水がかなり残っていますが、感染はなく、酸素も現在は1Lで安定しているため、無理に抜かず様子を見ていくそうです。

何よりも、命が守られ、頭に大きな影響が出なかったことを、心からありがたいと思っています。

そんな母がさっき、

「前秋のパジャマお願いしますよ」とメッセージを送ってきました。

「今は真冬ですけど」と、少しユーモラスに返してみたものの、既読はつきません。

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まだ、文字を打って送るだけで精一杯なんだろうな、と思います。

それでもいい。

84歳で、毎日続く熱と戦い、たくさんの管につながれながらも、こうして連絡をくれたこと自体が奇跡です。

この時間も、きっといつか振り返る大切な思い出。

今日は、とっておきのパジャマを届けてあげたいです。

このかけがえのない日々に感謝して、一歩ずつ、母を支えながら歩んでいこうと思います。


 

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