2025年1月27日。
この日、私は退職の意向を会社に伝えた。
年明けから社員旅行や監査など、慌ただしい日々が続いてたので、少し落ち着いたタイミングでと心に決めていた。
話し合いの中で「もう少し考えてみては」と言われ、一週間の猶予を経て、改めて返事をすることに。
そして一週間後の2月4日の朝。
私は迷うことなく、退職の意志を正式に伝えた。
その直後だった....。
不思議なほど心がすっと軽くなり、世界がいつもより鮮やかに見えた。
まるで私の決断をそっと祝福するかのように、空に何本ものひこうき雲が現れたのだ。

あんなにたくさんのひこうき雲を一度に見たのは、生まれて初めてのこと (そもそも、普段は空を見上げる余裕すら忘れていたのかもしれない)。
担当ケースのモニタリング訪問に向かおうと駐車場の車へ歩き出したとき、頭上にまず、真っ直ぐで美しい一本。
車を走らせると、東の空にまた一本。
西方面へ向かえば、今度は行く先の空にまた一本。
「今日は、なんて日なんだろう!」思わず車内で声が漏れた。
お昼に寄った定食屋の窓からも、午後の訪問先のお宅の真上にも、くっきりと白い線が描かれていた。
そのたびに、胸のワクワクが止まらなかった。
あの日の空は、まるで「そのまま進めー!」と私の肩を優しくつつき、背中を押してくれているようだった。
帰宅して、この感動を家族に熱く語ってみたものの、返ってきたのは「へぇ〜」「ふーん」という驚くほど薄い反応。
拍子抜けしてしまったけれど、それすら笑えてしまうくらい、私の心は未知の興奮でパンパンに膨らんでいた。
あの空に広がっていた自由奔放な景色を思い出すたび、未来へ向けての気持ちがぐんと加速するのを感じる。
素敵なギフトを、ありがとう!!
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