10歳の我が家の愛犬ムッちゃん(ラブラドール)が、先日、脂肪腫の除去手術を受けました。
心臓の近くにある大きなものを含め全部で5か所。
術前検査で良性と分かっていたものの、心臓の近くにある脂肪腫が少しずつ大きくなってきており、獣医さんから「切除するなら早い方がいいですよ」と言われていました。
これ以上先延ばしにはできない年齢でもあり、家族で相談してついに手術を決断したのです。
実は、昨年も一度手術を決めたものの、当日に夫がおじけづいてドタキャンしてしまったことがありました。
あの時は本当に皆さんに迷惑をかけてしまいましたが、先生は嫌な顔ひとつせず、「納得してやるのが一番ですから、今回は取りやめにしましょう」と優しく声をかけてくださいました。
本当にありがたかったです。
そんな経過もあり、今回も夫の気持ちが変わらなければいいなと心配していましたが、大丈夫でした。
「先生を信じて任せよう」と自分たちに言い聞かせ、朝、ムッちゃんを病院に預けたのです。
その日は夫と私は仕事に出ましたが、娘が一日中家で待機してくれました。
スタッフさんから「何もなければ連絡はしませんので、夕方にお迎えに来てください」とだけ言われ、そこからが長い長い一日でした。
連絡がないのは順調な証拠だと分かっていても、やっぱりソワソワしてしまうものです。
娘から「何も連絡ないよ、大丈夫だよ」とメッセージが届くたびに、少し安心するものの落ち着かない時間が続きました。
そして、ようやく迎えに行ける時間に。
先生から術後の説明を受けたのですが、ムッちゃんの姿が見えなくて、とても心配で上の空でした。
でも、先生のお話では、脂肪腫が肋骨の中にまで広がっていたため、全てを取り除くことは難しかったそうですが、できる限りのことをしてくださったとのこと。
この後、ようやくスタッフさんがムッちゃんを連れて来てくれました。
半日ぶりに会えたムッちゃんは、娘を見つけるとものすごい勢いで彼女の元へ。
少し疲れた顔をしていましたが、私たちを見て尻尾をフリフリしてくれて、思わず胸がいっぱいに。
「よく頑張ったね、ムッちゃん!」と声をかけながら、無事に帰ってきてくれたことに心からホッとしました。
エリザベスカラーが苦手なムッちゃんのために事前に用意しておいた術後着も着せてもらっていました。
洋服を着る習慣がなかったせいもあり、少し戸惑った表情も見られましたがすぐに慣れました。
サイズ選びが難しく、ちょっと大きすぎるのもあるけど許して!
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手術当日と二日目は、ほとんど眠ってばかりでしたが、今ではすっかり元気を取り戻しました。
胸の中央には一番大きな傷が残りましたが、それも日々回復していってます。
今日は術後6日目。
そして、明日は再診の日です。
散歩はまだ控えていますが、「早く連れて行って!」とせがむほどに戻ってきています。
これからもたくさん遊んで、美味しいものを食べてまた一緒にいろんな思い出を作りたいと思います。
一日一日を大切に過ごそうね。
ムッちゃん、いつもありがとう🩷。