久しぶりに植物の話題です。
今日は「マルタゴンリリー」という小型のユリを紹介します。
品種は『クロードシュライド』です。
今はまだ開花の時期ではありませんが、その独特な雰囲気が個人的にとても好きなんです。
写真は、今年開花した様子を撮影したものです。
高く伸びた茎に、シャンデリアのように反り返った花を次々と咲かせてくれます。
花の色は「ダークマルーン」という色です。
ダークマルーンといっても、どんな色か想像がつかないかもしれませんし、私もどう表現したらいいのか分かりません。
でも、この渋くてカッコいい深い赤色は一見の価値ありです。
そして、こちらがその「マルタゴンリリー」の球根です。
土の中で静かに息づき、やがて陽の光に向かってその姿を現す…植物が秘める生命の神秘には、いつも驚かされます。
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球根は直径4~5cmほどもある立派なもので、植えるだけで簡単に育てられます。
植え終えたら、あとは春から夏にかけて美しい花が咲くのを待つだけ。
手間がかからず、季節ごとに彩りを届けてくれるのが嬉しいです。
ただ、夏場の高温や湿気が強い環境はやっぱり少し苦手な印象がありますね。
日当たりは半日程度あれば十分なので、シェードガーデンにぴったりです。
ワイルドな雰囲気を持ちながらも、どことなく上品さも感じさせる不思議な魅力があります。
オーナメンタルなガーデンを目指している方には、ぜひお勧めしたい植物です。
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