花ワン diary

『日光・切込湖』

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膝に「ん?」を抱えつつ…日光の社山まで紅葉散策

一昨日、前の日に銀座をぶらぶら歩き回ったせいで、朝から膝がちょっと「ん?」と反応していたんです。

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でも、天気は絶好調だったし、紅葉もそろそろ見納めかな~と思って、日光の半月山(はんげつやま)に出かけることに。

いろは坂は、比較的スムーズに流れていました。

明智平付近は、いつもより混雑していましたが、紅葉はとても綺麗でした(8時頃の様子)。

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半月山には展望台があって、車を降りて30分も歩けば素晴らしい景色が見られるんです。

こ〜んな感じです!

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中禅寺湖と、その後ろにそびえるダイナミックな男体山

湖と山の力強さが絶妙で息を呑むような美しさなのです。

正直、ここで十分満足だったのに、夫が「その先も行くぞ!」と張り切ってしまいまして…f:id:hanawantan:20241107191932j:image

気づいたら社山(しゃざん)への登山がスタートしていました。

ルートは、半月山から中禅寺山、社山へと進み、同じルートをまた引き返します。

ここから先は、登ったり下ったりのアップダウンが続きます。

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でも、空は澄み渡り、膝の調子もまだ上々で、足取りも軽やか。

心も弾んで、この時はルンルン気分でありました!

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だってこんな景色をみながら歩けるんですもの😍

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が…阿世潟峠の分岐あたりから、じわじわと左膝が「あれ?」な感じに。

でも、隊長はそんなのお構いなしでガシガシ先を進んでいきます。

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私は大事を取り、社山を目前に休憩…というかおやつタイムをとることに。

銀座の帰りに駅で買った芋ようかんを出してひと息。

そうしてる間に、徐々にガスが立ちこめてきました。

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「天気もあやしくなってきたし、今日は、ここから社山を眺めるだけで良くない?」と言ってみたけど、返ってきたのは「口より足を動かせ!」という厳しめのお言葉(笑)。

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でも、めげませ~ん💪

結局、重い腰を上げてピークを目指すことに。

ようやく頂上にたどり着いたら、もうガスガスで視界ゼロ!f:id:hanawantan:20241107074609j:image

こうなったのは、ノロノロしていた私のせいらしいです(笑)。

写真だけパシャッと撮って、さっさと下山することに。

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途中でおにぎりを食べて片付けが終わった頃には、ポツポツと雨まで降ってきました。

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私はレインウェアを着込み、これから峠をあと2つ越えなきゃいけないとため息混じりに気持ちを奮い立たせました。

どんよりした空模様に変わってしまったけれど、これはこれでうっとりする美しさでした。

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そして、なんとか中禅寺山まで戻ってきました。

残りの道のりは、あと1/3ほどです。

「頑張れ、自分~!」と心の中で声をかけ励ましながら歩きました。

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膝の限界も近く、曲げると痛いので左足は伸ばしたまま一歩一歩必死に足を運びます。

やっとの思いで半月山の駐車場に戻った時には、そこも一面真っ白。

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今朝の駐車場はこんなに晴れていたのにな。

山の天気は変わりやすいとはまさにこういうことですね。

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夫とムッちゃんは、とっくに車の中でひと休み中でした。

私は真っ白な世界に一人取り残され、ゆっくりトボトボと歩いてきたけれど、不思議と気持ちは晴れやかでした。

静かな霧の中、周りが見えない分、いつもと違う世界に迷い込んだようなワクワク感があったのかもしれません。

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幻想的な世界を独り占めしながら歩くのも案外悪くないもんですよ^^。

けれど、私のせいで予定より下山が2時間も遅れたと夫からまたしても小言が…。

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次回は膝と相談しながら、もう少し控えめな山歩きにしようと思います。

でも、季節が移り変わる瞬間に立ち会いたくて何度でもここに戻ってきたくなるのです。

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山は今、冬に向けて静かに準備を始めています。

木々は葉を落とし、足元ではカサカサと落ち葉の音が響きます。

なんて素敵なことでしょう。

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すべてが自己責任の山歩き。

人に迷惑をかけないためにも、改めて自分の体と年齢と…きちんと向き合う必要があるなと反省しました。

元気に山歩きができる体があってこそ、自然の中で過ごす喜びを感じることができるのですから体には感謝の気持ちが溢れてきます。

いつもありがとう🩷


 

 

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