只今、断捨離中のあたし。棚の片付けをしてい
たら懐かしいものが出てきた。
これは、ずう~っと昔 学生時代にアンティー
クの時計を専門に扱うお店で買ったもの。
スイスの老舗メーカー「オメガ」のだ。
確か1960年代の品だったと記憶している。
タイムレスでシンプルなデザインを備え
アンティークレディースモデルの中でも
人気が高いプリズム風防。
繊細にカットされたガラスが光に反射してキラ
キラと輝く✨上品で素敵すぎる~ってことで
一目惚れした品なのだ🤗
光の差し込み具合や角度によっても
文字盤まわりのカットガラスに反射した輝きが
その都度違った美しさをみせてくれるの。
アンティークらしい色合いの文字盤は
ゴールドよりのシルバー系でいい雰囲気。
コロンとした表情のケースもいつみても
可愛いらしくてしょうがない❤️
あたしの手首もあの頃は
この華奢な女性的なデザインが
いい感じに似合っていたように思う。
今は、眺めて過去を思い返すだけにしておかな
いとヤバい💢 痛すぎる・・・😅
だからもう長いこと眠らせたままだ。
たまに取り替えて楽しんだベルトたちも
幅が8ミリ。オバハンにはやっぱり厳しい。
細すぎて使えない。手首が立派すぎるのだ。
時計が貧相な感じに見えて可哀相・・・残念😭
文字盤の立体的なΩマークとか・・・
バーインデックスとか・・・
針とか・・・ダイアルとか・・・尾錠とか・・
全てのバランスがほんとに絶妙。
アンティーク初心者には、特にお勧めのモデル
だと思う。
久しぶりに手に取ってみてもやっぱりこれはオ
メガのこだわりがたくさん詰まった魅力的な腕
時計だと思う。
朝、ゼンマイを巻くと半日で止まってしまう。
時間も遅れ始めている。オーバーホールが必要な
状態だ。いい状態を維持していくにはそれなり
に手間もお金もかかるのだ。
でも、それ以上にアンティーク時計には現行品
にはない様々な魅力がある。
ピッタリじゃなくて「なんとなく今、何時?」
って感じもあたしは好きだ。きっちりしてな
くてゆる~いところが何かホッとする。
耳を近づけるとカチカチカチカチと素朴ないい
音。音と共に学生時代の楽しかったあの頃に
戻っていくような気さえする。
思い出を運んでくれる大切な腕時計。
これは・・・処分できないな。
そっとしておくことにする。
あゝ断捨離が進まないよー😅
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